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淹れ方

ハンドドリップの基本

2026-06-29

ハンドドリップの基本

ハンドドリップは、特別な技術がないとできないものではありません。大切なのは、毎回の条件をなるべくそろえることです。粉の量、挽き目、お湯の量、抽出時間を決めておくと、味が薄い・濃い・苦い・酸っぱいと感じたときに、どこを調整すればよいか分かりやすくなります。

基本の目安としては、1杯分でコーヒー粉12〜15g、お湯180〜220mlほどから始めると調整しやすいです。濃いめが好きなら粉を少し増やす、軽く飲みたいなら湯量を増やすなど、好みに合わせて少しずつ変えていきます。粉の挽き目は、中挽きから始めると失敗が少なくなります。

抽出で重要なのが蒸らしです。最初に粉全体が湿る程度のお湯を注ぎ、20〜30秒ほど待ちます。この時間に粉の中のガスが抜け、お湯が成分を引き出しやすい状態になります。新鮮な豆ほど粉がふくらみやすく、香りも立ちやすくなります。

その後は、中心だけに注ぎ続けるのではなく、粉全体にお湯が行き渡るように注ぎます。勢いよく注ぎすぎると粉の層が崩れ、雑味が出やすくなることがあります。一方で慎重になりすぎて抽出時間が長くなりすぎると、苦味や渋みが強くなることもあります。

味が薄いと感じたら、粉を少し細かくするか、粉量を増やします。苦味が強い場合は、お湯の温度を少し下げる、抽出時間を短くする、挽き目を少し粗くするなどが有効です。正解はひとつではないので、同じ豆を数回淹れて、自分の好みに近づけていく過程も楽しんでください。

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